Maison et Objet 09-2016 1

今年のパリは「春」がなく、7月中旬からいきなり来た「夏」がもう9月だというのに居座っています。この時期2530℃という気温はとても珍しいです。例年ですと朝晩はもうコートが必要な季節です。この恵みの晴天のお蔭で、街のカフェはどこもアペリティフのお客さんで賑わっています。

パリ郊外ヴィルパントでMaison et Objet(M&O) 92日~6で行われました。今日から数回に分け、今回のM&Oのレポートをしていきます。

今回のM&O会期は、ヨーロッパ諸国の会社のバカンスが終わって直ぐの9月初旬ということで、大きな会社以外のヨーロッパ企業は、出展準備や買い付けの出張が大変だったと思います。

昨年から続くテロ事件に関する海外の報道の余波で、観光客同様、アジアと米国の出展者数と来訪者数に影響が出るのではないかと言われていました。

結論から先に言うと、やはり来訪者の総数も例年に比べ少し少なかったと思います。ランチ時も並びましたが、例年ほどは混んではいませんでした。とはいえやはり日本、中国、韓国、台湾、タイから買い付けに来られているバイヤーの方々は思ったよりもお見かけしました。

ただ、残念ながらやはりアジアからの直接出展者(企業)は少なかったように思います。その代わりなのでしょうか、日本、韓国、台湾、タイの国や行政が伝統工芸技術を持つ中小企業をバックアップして、大きな素適なブースを設け、その中に幾つかの会社の商品をきれいに分かりやすく紹介していました。

その代わりなのでしょうか、日本の陶器や食器などをJapanテースト(エッジ)として紹介しているヨーロッパの会社が幾つかあり、どこも沢山の買い付け客で賑わっていることに気付きました。これらの会社のブースも日本にあるコンテンポラリーモダンなお店という感じでした。

商品はそれらの会社が日本の陶器メーカーに依頼し、OEMで生産しているようです。ですので値段にも手ごろ感が有りました。日本の生産会社にもリスクはなく一見いいようですが、日本の会社がオリジナル作品を創って、M&Oで売れるものを紹介出来ない状態には少し寂しさを感じました。

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今回のM&Oのインスピレーション スペース(Hall 7Scénes d'Intérieur)のテーマは「HOUSE OF GAMES」でした。




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Vincent Grégoire, NellyRody によるトレンドの演出です。

サインや形、色や逸話に溢れるゲームの世界入り、社会の美的な遊び心や、また偶然やバランス感覚も養うことを勧めています。

これは、一種の人生観なのでしょうか。それともビジネスの世界的な潮流なのでしょうか。


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同じくScénesd'Intérieurdeでは前回に続いて日本のTeamlabが素晴らしいインスタレーションを見せてくれました。




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今回のテーマは「Forestof Resonating Lamps (連鎖する照明の森)で、LEDのムラノガラスの天井から吊られた沢山のランプがエコーの様に一つ一つが連鎖して、生き生きと光を放ち伝播し、詩的な相互作用でランプの色が変わっていきました。ブラボー!!

コンピュータ制御テクノロジーを、詩的に表現するインスタレーションには毎回感動します。






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by fugas | 2016-09-09 07:22 | INTERIOR


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