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チェンバロとPleyel社1931年製造ピアノのコンサート

パリも暦の上では「夏」になりました。 でも天気はいまいちで朝は10℃位、日中最高気温も20℃位でやっと「春」?という感じです。でももう夏至を過ぎましたので、日照時間の方は確実に「冬至」に向け、1日毎に短くなっていきます。今年はずっと異常気象です。。農作物にも被害が広がっているそうで、このままいくと2013年産のワインは近年にないワインの外れ年になりそうです。。。

パリは「夏」の時期になると野外や屋内でコンサートが多くなります。有名なアーティストから趣味で音楽活動をしている人まで、ジャンルもJAZZ、Rock, Classic等何でもありといった感が有ります。

19日にSt.Michel(サン ミッシェル)近くのSt. Julien le Pauvre教会でアトリエSKHの主催によるチェンバロとPleyel社1931年製造ピアノのコンサートがあり、私も行って来ました。

チェンバロとPleyel社1931年製造ピアノのコンサート_f0214437_4313439.jpgチェンバロとPleyel社1931年製造ピアノのコンサート_f0214437_4331424.jpg












ショパン、シューマン、ラベルの曲が選ばれていました。
このコンサートでシューマンの「子供の情景:Scènes d'enfants」が選ばれていたことに感激しました。彼は妻(クララ)との間に7人の子供がいたそうです。神経過敏そうなシューマンの意外な一面ですが、きっと沢山の子供たちに囲まれていたからこそ、豊かな音楽を生み出せたのでしょう。

久々に聞くチェンバロの音色は、「ヨーロッパの美しさ」に憧れていた頃の私を思い出させ、日常生活で忘れかけていた不思議な喜びが湧いてきました。
by fugas | 2013-06-28 03:49 | OTHERS


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