San Sebastian(サン セバスチャン) 3

パリの大道芸より個性的で凝ったパフォーマンスが多く、芸術的センスも抜群でした。
宙に浮いて座っている天使が微笑んでいます。子供達が不思議そうに眺めながら近寄って行きます。子供でなくても見入ってしまいます。

これにはかなり驚きました!最高です!
通行人が通ると真中に居るピンクの髪の首がウインクをして、テーブルの前に置かれたポットに小銭を入れる様に促します。小銭を入れようとして近づくと、このピンクの髪の首が声を荒げて脅かします。
良く見るとこのテーブルに載っている3つの首の真中以外はマネキンの首に化粧とカツラを付けたものでした。テーブルの中に居るのは真中の首の男性ひとりだと分りました。

これは花火が終わった後の浜辺にいた操り人形のグループです。写真が良く撮れずちょっと分りにくいですが、古代ローマの様な背景と人形達です。夜中過ぎにこんなに見物人が集まることが不思議です。

最後にサン セバスチャンで販売していた煙草のパッケージがかなりショッキングだったことをお話します。
友人が葉巻好きでフランスより葉巻・タバコが安いということで購入した葉巻の1箱の写真を撮らせてもらいました。
「喫煙は死に至るリスクを高める」という言葉と癌を患った人の写真が付いているのですが、凄く写真がリアルで「良くこんな写真を見せられて未だ平気でタバコを吸えるな~」と逆に喫煙家達の無関心度に驚きました。
この写真付きのタバコ・葉巻を購入しても、出来るだけパッケージは見ない様にするか、「自分は大丈夫」と
過信しているとしか思えません。それとも既にリスクの覚悟が出来ているのでしょうか。
でもこんな写真を付けなくてはタバコが販売できないということは、タバコ製造・販売会社にはかなり痛いはずです。隣の国スペインで既にここまで厳しく「タバコは有害」というイメージを植え付けているということは、きっとフランスももうすぐタバコのパケージにこの種の写真が付けられる様になることでしょう。
タバコ・葉巻の値段もかなり上がっていますし、喫煙家達には厳しい世の中になってきた様ですね。
by fugas
| 2012-08-23 19:06
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