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SoldとSt. Sulpiceのアート市

SoldとSt. Sulpiceのアート市_f0214437_2435344.jpg東京は未だ梅雨明けしていないのにかなり暑いと聞いています。これから本格的な「夏」になると電力不足が心配ですね。パリも数日30℃を超す猛暑でした。こちらの夏は30℃以上の日は例年ですとほんの僅かなので一般の住宅にはクーラーは普通ありません。街中のカフェにすらありません。ただ湿気は少ないので、日陰に入ると気温は急に下がります。でもこの暑さの中でも、公園やセーヌ河岸で横になりながら肌を小麦色に焼いているパリっ子達の姿をよく見かけます。

先週22日(水)からパリの街では一斉にSold(バーゲン)が始まりました。今年は不況のせいか例年より1週間早く始まったそうです。かなり期待して待っていたのですが、今回は非常に期待外れでした。
Marais(マレ)やSt. Germain des près(サン ジェルマン デ プレ)のよく行くブティック数件をバーゲン開始日の午後と今週初めにワクワクしながら行ったのですが、何もピンと来るものがないのです。
Soldが始まるまではいつ行っても好みの欲しい洋服が沢山あって品物を絞るのが大変なお気に入りのブティックばかりなのに、これは何か変です。。Sold当日から既に50%offになっているものも多く、これにも驚きましたが、Soldになっている商品に全く見覚えがないのです。お気に入りのブティックには当然何度も行って商品を見ているのですが、Soldで並んでいる商品達は今まで見ていた物とは確実に違いました。

どうやら各ブティックのSold商品は売れ残った物を安くして販売しているのではなく、Sold用に仕入れた商品だったようです。気に入った商品があるとSoldまで待てず、つい衝動買いしてしまう私は結局正解だったのかもしれません。

一緒に出掛けた仏人の友人にこのことを話すと、「あなたはナイーブね。そんなことは当たりまえよ。でも中には本当に前回のコレクションの在庫処分をしているブティックもあるからそれを見つけた時の喜びが大きいのよ」と諭されました。

St. Germain des près(サン ジェルマン デ プレ)界隈のブティックを回っていた時、St. Sulpiceでアート市が行われていることに気付きました。30℃を超す直射日光を受けながらもフラフラと各アーティストのテントを覗いて絵・陶器・アクセサリー・写真等の多様な作品を見ているうちに、ムシャクシャしていた気持ちもすっきりとして来ました。やはりアートには癒し効果がある様です。

SoldとSt. Sulpiceのアート市_f0214437_246147.jpg
そして洋服をあきらめ、帰りながらMarais(マレ)の外れにあるGAMBSに立ち寄りました。そして見つけました!! GAMBSでは幾つかの見覚えのある素敵な商品達がSold対象になっていました。やはりお店によるようです。

この写真は6/16~19までパリで行われていたDesigner's Daysの際にGAMBSが参加し、Godefroy de Viriew氏による装飾で入り口付近が飾られていた時の物です。バトミントンの羽の様なものと細い棒のコンビネーションがとても若々しい感じでrした。(今はSoldが目立つようになっています)
by fugas | 2011-06-30 02:52 | ART


パリの今を感じる現地からの最新レポート。インテリア・アクセサリー・アート・フードなど様々な情報をお届けします。


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